夜と君と僕と朝
触れてたいだけだよ。
寂しがりやな僕だから夜は何時も不安の固まりです。
君は怒るだろうか?
君を愛しい訳でも 君を抱き締めたい訳でも無いんです。
夜が恐くて君が居た。
そして君の手は小さくて愛があるような体温だった。
触れてしまいました。
ただそれだけのこと。
君は何者か何て考えるほどそんな余裕は無かったのだよ。
だって早くしないと夜が僕を抹消してしまうから。
ぎゅっと 触れたら ぎゅっと 目をつぶれた。
朝が夜より僕を知り尽くしてる。
あぁ愚かですよ 僕は。
君がゆうんだ。
軽々しく『好き』だと。
一瞬にして僕は君の中の主役に成れる。
だけど僕は言えないんだ。
だから君が泣いてた。
こんな体温を愛だ何て勘違いしては駄目だよ。
さよなら を言えなかった。
だって触れていたいから。
だけど君が泣いたから。
だからまた触れてしまった。
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