告白
純粋な風が流れた。
鼻がかゆかった。
今まで恋してたことなんて塵に想えた。
また悲しいとか心に積んでしまうかもしれないって恐かったけど、
それより貴方のせつない不精ひげを触りたくてしかたなかった。
理性などついてこれません。欲は体中を支配してあたしは確信するんだ。
貴方が好きです。
寂しいと泣けと脅しせかす夜も 気取りすぎた人々の背中も
なんにもなれないあたしという点も
許せるような気がした。
空にはたくさんの生きるための課題が隙間なく並べられていたけど。
大丈夫な気がした。
貴方が地球に惜しみなくボロボロと涙を零していた今日。
「 大丈夫だょ。貴方は許されているよ。」
言いたかった。
行き場がないこの愛だけど、
貴方がやるせない夜はこっちを向いてお馬鹿なあたしを笑っておくれ。
貴方がなにも考えたくない夜はあたしが淫らな踊りでも踊ってあげる。
貴方はあたしにきっと揺られはしないだろう。
それでもいい。
それでもいい。
ブクブクと沸いてくるやっかいな虚しさに
あたしは消えてしまいそうになるのだけど
凛として貴方に言うの。
「あたし貴方のことがたまらなく愛しいんだけど。」
貴方は風船が割れたように強くあたしに笑う。
その笑顔が嬉しくて 嬉しくて 悲しくて 眩しくて 。
ボロボロ。
ボロボロ。
あたしは涙で溶けてゆく。
ボロボロ。
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